ISBN4-86037-006-6 A5判・並製本・215頁 定価:1800円+税

藤島 弘純 編
重信川の自然

 松山平野を貫流する重信川、そのすべてが一冊になった!
重信川の治水や歴史にはじまり、魚・鳥・昆虫・植物・そして川の文化まで、300点を越える写真や図を用い、楽しくわかりやすく説明する。「川の自然度の測り方」や「水田の動植物」にも触れ、身近な自然が総合的に理解でき、自然保護のあり方もわかる本。

 ISBN4-86037-005-8 新書版・並製本・193頁 定価:1260円(税込) 

木村三千人
瀬戸内風土記
大山祇神社をめぐって

 長年にわたり郷土史研究に携わり数々の研究成果を発表してきた著者が、日々を振り返り、八咫鏡、義経の鎧、数々の絵馬等、大山祇神社に伝わる文化財に秘められた物語をはじめ、瀬戸内を舞台にした先人の興味深い史話を紹介しながら綴る史論とエッセイ。

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 ISBN4-86037-003-1 新書版・並製本・145頁 定価:1200円+税 

田村憲治
子規と古典文学

 子規研究において、古典文学との関連は重要な課題である。そこに照射して、子規俳句の背景をさぐったのが、田村憲治氏の『子規と古典文学』だ。特に説話文学の専門領域を生かした「子規と宇治拾遺物語」の論考は、瞠目すべき内容である。子規の博学を知る上でも、ぜひ一読をお勧めしたい。 (村上 護氏 帯文より)

 ISBN4-915699-99-4 四六変形判・上製本・172頁 定価:1500円+税 

佐竹正郎
過ぎし日は

 好奇心旺盛な幼年時代、純情一途な少年時代、情熱を傾けた新米教師時代……戦争を知る世代が伝える市井の昭和史・あの頃の松山

 ISBN4-86037-001-5 A5判・並製本・195頁 定価:1300円+税 

須藤自由児
 愛媛の公共事業
山鳥坂ダムと中予分水を考える

 緊急出版! 本当に山鳥坂ダムは必要か
 一大プロジェクト・山鳥坂ダムと中予分水をデータを駆使してあらゆる方向から検証する。 「公共事業」計画は、いかにしてすすめられたか、それはどんな結果をもたらすか

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 ISBN4-86037-000-7 四六判・上製本・309頁 定価:1800円+税 

東 玲治
記 者 物 語

 テレビドラマの「事件記者」に憧れて入った新聞記者稼業、現実のマスコミ界には裏切られても、自分は自分を裏切れない。
 取材拒否事件裁判の証人に立った著者が、甲山事件(大阪)、取材拒否事件(愛媛)等々、昭和マスコミ史に残る事件に深く関わりつつ、新聞のあり方、メディアのあり方を問いながら、記者魂で駆け抜けた新聞記者生活の17年の記録。

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 ISBN4-915699-98-6 四六判・上製本・527頁 定価:2800円+税

木下博民
第七代大阪商業会議所会頭・土居通夫の生涯
通 天 閣

 大阪商業会議所会頭を二十三年の長期にわたって勤め上げた土居通夫。 その人生はまさに堪忍の自戒につき、決して華やかではない。しかし、明治中期から大正初期における大阪財界は彼をトップに頂いて発展したのだ。そして、彼の残した通天閣は大阪人の心となった。 その不思議な魅力に魅せられた同郷の著者が、今、彼の歩みをたどる。

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 ISBN4-915699-94-3 四六判・並製本・195頁 定価:1000円+税 

木野内 孔
武左衛門・起つ

 武左衛門一揆」として知られる吉田藩紙騒動の顛末記。吉田領83カ村の農民が集結、紙方役所の廃止を求めるが…。他、伊方浦の農民騒動を描いた「市右衛門覚書−伊方浦不静謐の記録」と「『庫外禁止録』異聞を収録。愛媛県南予の、今なお謎に満ちている農民史を、豊かな想像力で描く小説集。

 ISBN4-86037-008-2 A4判・並製本・95頁 定価:2500円+税 

日野郁子
伊予路のかくれキリシタン 

 …信仰とは不思議なものである。記録が伝えぬものも伝承、つまり庶民のクチコミがそれを伝える。そしてまた、信仰はさまざまなシルシを残す。(本書序文・小沼大八記より)」伊予路の各地にいまも残る、かくれキリシタンたちの信仰のシルシに魅せられた著者が、遺物を丹念に調べ訪ね、一冊の写真集にまとめた。