藤原敏隆
−平成十年政変の真実−
保守王国の崩壊

　保守王国の名をほしいままにしてきた愛媛の政治を根幹から揺るがした、平成10年の政変。そのエポックメーキングとなった自民党平成会。その成立に深く関わった著者が綴った、政変の意味と真実そして課題。

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玉井　葵
凡　　平
−「勇ましい高尚な生涯」を生きて−

　三匹のヤギを連れて東京まで歩き、詩を朗読し、音楽を愛し、絵に生涯をかけ、不屈の精神で自由に生き抜いた放浪のデッサン画家、児島凡平。没後二年を経、残された膨大なメモを資料に蘇る弧高の人生。

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柳　哲雄
潮の満干と暮らしの歴史

　海洋物理学者が潮汐学の視点から過去の文学書や歴史書の記述に対して新たな考察を行い、人々の暮らしに関し新しい見方を得る。−−縄文時代にも宅配業者はいた？　海幸彦と山幸彦の物語を潮汐の記述から読み解くと？　等々、自然科学の知識を用いて人文世界を読む、知的楽しみの提案。

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木村三千人
さつまいも史話

　大三島に今も残る芋地蔵信仰。瀬戸内の農民達の思いを伝えるこの地蔵の歴史を、はるかコロンブスの時代にまで溯り検証。芋は、どのルートを経て、この地にたどりついたか。下見吉十郎はいかにして芋を持ち帰ったか。従来の定説の誤りを正しつつ、芋地蔵のすべてを明らかにする。

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夏井いつき
それいけミーハー吟行隊　　

　俳句の伝道師・夏井いつき隊長率いる「ミーハー吟行隊」が凧揚げ大会場･競輪場･酒蔵等々どこにでも出かけ吟行。抱腹絶倒のユニークな吟行記。俳句の楽しさが満喫できる、俳句初心者にぜひ読んでもらいたい一冊。俳人坪内稔典氏が朝日新聞読書欄「私の○○」にて紹介。

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深見　史
通訳の必要はありません

　愛媛県松山市道後で起こったタイ人女性殺人事件の裁判は、満足な通訳もないままに進んだ。判決の日、裁判長は被告に有罪を宣告、懲役八年を申し渡した後、こう述べた。
「判決理由の補足説明については、通訳の必要はありません。検察、弁護人、日本語のわかる傍聴人は聞いてください」
「補足説明」は長かった。法廷内でそれが理解できない者はただひとり、被告だけだった。
「私が出稼ぎに行かなくてすみ、売春をせずにすみ、牢屋に入らずにすんでいるのは私が立派な人間だからではない。」

　　　被告に理解出来る裁判が保証されない
　　　　　現在の日本の要通訳裁判のあり方を愛媛から問う

　　　・　深見さんのホームページ 　　　・　行政書士深見史の毎日日記

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平井辰夫(文・画)
龍山人の石鎚山麓昔話

　大蛇に見込まれたお姫さま、天狗とすもうをとった男、伊予狸と讃岐狸の化けくらべ…　艶笑譚あり、怪異譚あり、滑稽譚あり。霊山･石鎚山に育まれた昔話が味わい深い絵と軽妙な語り口で蘇る。他に、おおらかな時代の風俗探訪記“夜這い話”の傑作『豆盗び』を収録。

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愛媛仏教と医療を考える会編
アショカの会
−がん患者と家族の集い−

　がんと闘う本人、その家族、終末期の介護をする看護婦や医師、そして宗教家が一同に会し末期医療を語り考える「アショカの会」。その50回を迎えた活動の記録集。
　(1)がんと共に　(2)家で看取る　(3)終末期のケア

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藤原寿則
続・町医者のいろはカルテ
−今、医療に仏の心を−

　末期医療の中にある患者さんを目にして、私たちに出来ることは何だろう。「愛媛仏教と医療を考える会」の活動に情熱を傾けビハーラ（休養の場）の実現をめざす町医者･藤原先生の「こころの手当て」実践カルテ

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伊藤由紀子(文・絵)
ゆきこのつぶやき

　独特の絵と文で綴られた、詩でもありエッセイでもあるゆきこの世界。頁のあちこちに仕掛けられた読者との対話の試み。楽しく温かい不思議な本。

　　　−交換しましょうよ。わたしのつぶやきとあなたのつぶやき−

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