ISBN978-4-86037-202-6 新書判・並製本・121頁 定価:1200円+税 

佐藤日和太 第一句集
ひ な た

   一学期
       ひょっこりとのぞく廊下の音や春
       ミジンコの囁きを聴く春の星
   二学期
       少年の首太くなる夏の果て
       縄文に産んだ蜻蛉の卵かな
   三学期
       頬ずりの仕方練習する朱欒
       居眠りとストーブ並べ江差駅

あっ、と思った。何をかというと、この佐藤日和太句集の目次である。一学期、二学期、三学期という三章に作品がまとめられているのだが、多くの句集では春、夏、秋、冬の四季に分けられている。それがいわば句集の常識だが、日和太はさっとその常識を破っている。あっ、と思った後で、私は「日和太、やるな!」とつぶやいた。
                 (坪内稔典「あとがき」より)

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 ISBN978-4-86037-199-9 文庫判・波製本・135頁 定価:800円+税 

坪内稔典・三宅やよい 編
漱石東京百句

小説家として次々と名作を創作する日々も、漱石は俳句を作る楽しみを手放さなかった。
東京時代(一高時代、そして、英国から帰国して没するまで)の夏目漱石の百句を読む。 あわせて漱石をめぐるエッセイも収録。

   関連図書:
      『漱石松山百句』 坪内稔典・中井由美 編
      『漱石熊本百句』 坪内稔典・あざ蓉子 編

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 ISBN978-4-86037-193-7 文庫判・並製本・169頁 定価:1000円+税 

復本一郎
子規のいる街角

こんな子規がいる。あんな子規もいた。
文学者・正岡子規の研究の中から顕れた、人間・子規の素顔に迫る

<従来の子規研究では見落とされていた小さな発見>
子規を愛した人達=高濱虚子・伊藤左千夫・河東碧梧桐・寒川鼠骨・五百木瓢亭・芥川龍之介等々=の子規評に見る、味わい深いエピソードの数々。

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 ISBN978-4-86037-194-4 四六判変形・並製本・176頁 定価:1400円+税 

堀内統義
恋する正岡子規

病魔と闘い夭折した子規の、これまであまり語られなかった「恋」に焦点をあてた一冊。様々なエピソード、埋もれ眠っていた資料にも新たな光をあて、子規が触れあった女性たちとの時間を鮮やかに描きだす。

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 ISBN978-4-86037-184-5 B5判変形・上製本・96頁 定価:1500円+税 

紀本直美俳句集
さくさくさくらミルフィーユ

俳句の言葉の面白さ、リズムの気持ちよさ、取り合わせの不思議さ、そして「ひらがな」に魅せられた紀本直美の第一句集。「どの道もさくさくさくらミルフィーユ」など軽やかで現代的な231句を収める。

「どの道もさくさくさくらミルフィーユ」と口ずさむ。すると心の中まで桜が咲く。寒い夜には「今はダメ湯たんぽにお湯入れるから」を思い浮かべる。ついつい口元がゆるむ。紀本直美の俳句では今の言葉、現代の表現が軽やかに生きている。いいなあ。(坪内稔典)

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 ISBN978-4-86037-176-0 新書判・並製本・107頁 定価:1260円+税 

内野聖子句集
猫と薔薇

内野聖子といえばすぐに思い浮べる。
   「どろどろでぐちゃぐちゃの夏きみがすき」
という句を。
君が好きというストレートな感情は、それがまっすぐで純であればあるだけ、日常においては泥まみれになりがちだろう。でも、聖子はまっすぐに純を貫こうとしている。それが聖子の575の言葉たちだ。(坪内稔典)

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 ISBN978-4-86037-170-8 文庫判・並製本・132頁 定価:800円+税 

坪内稔典/松本秀一
赤黄男百句

好評・文庫判百句シリーズの7冊目。
敗戦に至る戦場を、新時代を迎えた戦後を、斬新な手法で鮮やかに描いた新興俳句の旗手・富沢赤黄男の100句を読む。

赤黄男が他界して50年が過ぎている。残念ながら赤黄男を読む手軽なテキストが今はない。この本がとりあえずは赤黄男の世界に人々を導くガイドになれば、と編者は願っている。 (あとがきより)

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 ISBN978-4-86037-169-2 四六判・上製本・236頁 定価:2200円+税 

谷さやん
芝不器男への旅

抒情豊かに青春を謳い現代俳句の先駆けとなり、26歳の若さで散った芝不器男。著者はその俳句に魅せられ、その足取りを追い不器男俳句の源泉を探る。
愛媛県内を松山から松野へ、三間へ、そして東北・仙台へ−−
彼が暮らした土地、彼を愛した人々を訪ね遺された資料、作品、そして、明らかにされた彼への記憶から蘇る不器男の生涯。

関連図書
   『不器男百句』 谷さやん『芝不器男』 堀内統義

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 ISBN978-4-86037-159-3 A5判・上製本・856頁 定価:4500円+税

竹田美喜
竹田美喜の万葉恋語り

 万葉人は恋の達人。万葉歌4516首のうち約1500首を紹介し、それらを貫く男女の機微を現代に通じるわかりやすい言葉で読み解く。万葉人が作り上げた恋の美学、男女の恋の応酬の妙味、遊び心が華麗に花開く。

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 ISBN978-4-86037-158-6 文庫版・並製本・178頁 定価:1000円+税 

復本一郎
子規のいる風景

 漱石、虚子、飄亭、佐藤肋骨、寺田寅彦、芥川龍之介…そして子規。彼らの魅力的な関わりの中で豊かな文学が育まれた。新資料の発見を含む長年の子規研究の成果をまとめ、子規とともにあった文学の時代の風景を鮮やかに描く。

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